東京海上などの損害保険大手が、私鉄大手の東急グループ向けの火災保険料について、価格調整行為をしていたことが報道されています。https://news.yahoo.co.jp/articles/6d9b10cfb22d6614725b07f5937ffa5bf94db33d
これだけの大手顧客となると火災保険の市場価格がある程度分かるためか、顧客から高止まりしている火災保険料について指摘されたという経緯があるようです。
こうした大手の顧客に対する背信行為は、特に企業ブランドを傷つけるおそれがあります。ただ、間違った行為があったとして、その事後対応はとても重要です。東京海上の社内調査は報道を見る限り適切になされているといえ、少しでも信頼を回復するという側面から参考にされるべきところがあります。